債権管理の心構え

社会的な債権管理態勢が可能であるという前提のもとで、その心構えと業務推進の基本について見ていきます。

ユーザーに対しての心構え

1.延滞客であっても顧客である
延滞督促をする際に忘れてはならないのは、そのユーザーは事前にすべて信用調査し、審査したうえで与信をした契約者であり、同時に会社にとって収益をもたらす源泉であるということです。延滞督促は契約に従った正常な返済を促す行為であり、担当者は間違っても「取り戻す」というような気持ちを持ってはいけません。

2.顧客とのコミュニケーションを常に持つこと
債権回収で大切なことは、顧客との最初の話合いです。ネット以前は電話による場合が多かったのですが、面接する場合もあり、方法は色々です。ユーザーとの接触や話合いなど、延滞発生の初期段階でのコミュニケーションを絶やさないようにすることが大切です。

3.延滞原因の発見と、ユーザーのコンサルタントとなること
担当者にとって大切な回収ポイントは「何が原因で延滞が発生したのか」を究明し、その内容を明確に分析することです。ユーザーに対して支払いを迫るばかりでは根本的な解決にはなりません。ユーザーにはそれぞれ延滞の理由があるので、事情をよく聞き、支払遅延の原因発見と裏付けを求め、またユーザーの立場になって、どのようにすれば返済金の支払いが可能となるかの計画を一緒になって相談できる状況を作ることで、ユーザーの信頼を得ることが必要です。