サービス競争の過熱

金融サービス業のなかで消費者金融が急成長した大きな理由は、ユーザーのニーズに応えたことです。今後の消費者金融業界が目指すところもその延長線上にありますが、総量規制などの問題もあります。銀行などの他の金融機関が個人キャッシングに目を向けて消費者金融業に参入している影響もあり、サービス合戦に拍車がかかっています。

消費者金融業界の動きを見ると、まずは店舗網の拡充作戦があります。主要都市の駅前には必ず消費者金融のATMがあると言っても過言ではありません。かつては駅前の建物は銀行でしたが、今や消費者金融のネオンが光っています。

さらに、最近では各社ともロードサイド型店舗にも力を入れ始めており、都市近郊や地方の幹線道路に設置した店舗のことです。これによって自動車によるアクセスが可能となり、新たなユーザーの開拓に成功しています。

また、都市型店舗でも新しいスタイルが出てきています。女性や若年層を意識したレンタルコーナーや銀行ATMの隣などに設けた店舗づくりや、ビルの上階にあった店舗を1、2Fに移したりと多様化させています。