サラ金のマーケティング戦略

現代のマーケティングは、ターゲットマーケティング、つまり企業が自社のビジネスの対象とするユーザーを絞り込み、その客層に対して、マーケティング手段である4Pをミックスして展開していく方法がとられます。

消費者金融業のターゲットはどのように絞り込まれるか

具体的に消費者金融業のマーケティングはどのように展開されるのでしょうか。まずターゲットの絞り込みがポイントです。消費者金融業の現在の中心顧客は、年収200〜600万円の層と言われています。大手企業は全天候型戦略なので、年収200〜600万円の層の顧客のあらゆるニーズを発掘し、対応していくことを考えればいいのです。

しかし、中小企業や新規参入会社はターゲットを絞り込む日調整に直面することがあるでしょう。女性専門の消費者金融商品もありますが、今後はさらに様々なスタイルの商品が誕生するでしょう。

ユーザーのニーズの変化に対応した商品開発

消費の個性化や多様化は進んでいます。消費者金融業も、他の金融機関などの本格参入によって、競争が激化しています。すでに業界では新しいタイプの商品開発が次々と行われていますが、今後さらに独立準備ローンなど、様々な商品が開発されるでしょう。

価格競争時代の「金利」の戦略

現代のマーケティング課題としていちばん大きなものは「価格」です。低価格化現象が進行するなかで、どの業界も「価格」戦略をどうしていくかが大きなテーマになっています。消費者金融業界も例外ではありません。

消費者金融業界の商品価格とは「金利」です。しかし、今のところ消費者金融業の「金融商品」の金利については、ユーザー自身があまり関心を示していません。消費者金融業界の「金融商品」の金利は高いというイメージしか持っていない人が多く、それでもやむなく使うという意識になっています。

これは業界の価格戦略の失敗であるといってもいいでしょう。かつてはともかく、現在では消費者金融の金利はそれほど高くありません。ところが、ユーザーにはこのことが認識されていません。

顧客獲得の決め手は「販促」アイデア

消費者金融業では、他の金融機関と異なり、ユーザーへの直接営業を禁止されています。なので、マスメディアへの広告や街頭のティッシュ配布といったSP戦略の巧拙が顧客獲得の決め手になります。

それだけに販促手段については、各企業とも研究を深めており、すでに大手企業は販促、つまり顧客獲得の方法を確立しているといっていいでしょう。