飛躍したマーケティング

消費者金融業では、営業店以外での営業が認められていないため、多店舗展開は事業拡大の必須条件となります。今となってはネットがあるので、その意味合いは違ってきていますが。

現在、全国的な展開を行っている専業大手各社は、それぞれ400弱から600強の店舗網があります。また、中堅各社はそれぞれ数十店舗規模で、特定の都市や地域を足掛かりに市場参入を果たしています。現状店舗の商圏範囲から推測すると、人口3万人の都市が出店の一応の目安と考えられます。全国で人口3万人以上の都市は、総人口800万人を擁する東京23区各区を筆頭に約600存在しています。したがって、大手各社の店舗数は、数の上では限界に近い状態であることになります。いや、現在ではそんなことはありませんが。

もっとも、各社とも大都市や拠点都市に重点的に多店舗展開しているため、人口10万人暮らすの都市となると、大手企業といえども必ずしも出店しているわけではありません。その結果、各社の店舗配置は多少なりとも重複や「抜け」が生じてしまいます。しかしこれは効率的な営業活動を行ううえでやむを得ない側面もあります。