人材育成は不可欠

消費者金融業はいうまでもなく「サービス業」です。無人契約機も多いとはいえ、「対面審査」での与信がすべての基本となるだけに、消費者金融業では、サービス技術の向上などの社員教育に力を入れています。接客応対の技術研修はもとより、新入社員から店長・管理者クラスまでの階層別研修、さらに、金融・財政、語学などの専門教育にいたるまで各社ともプログラムは充実しています。

もちろん、こうした体系的な研修制度以外に、各職場でのOJTも徹底的に行なわれています。

また、消費者金融業界は女性の戦力化にも積極的です。もちろん窓口業務には女性のソフトな応対が適しているということもあります。しかし、消費者金融会社の女子社員は、単なる受付カウンター嬢ではありません。審査をし、与信を行なう責任ある融資担当者なのです。そればかりか、債権管理では、顧客の返済計画などのカウンセリングも行ないます。消費者金融業では、業務において男女の差別はありません。女性の総合職が実に生き生きと働いているのです。入社三年の女性が支店長になったケースもあるといいます。

また、 一般職から総合職への転換も比較的積極的です。結婚や出産をしたり、育児をしている女性社員のための便宜を図っている会社も多いです。女性にとって働きやすい環境や制度が整っているのも、消費者金融業界の注目される特徴です。

このように、女子社員の役割が大きいだけに、その教育には各社とも力を注いでいます。教育の機会という面では、男女の差別はありませんが、カウンターや電話での接客応対は女性が担当する関係上、女子社員教育のスタートは「接客応対」研修から始まります。

各社とも集合研修のほか、現場(店)単位でのOJTや指導が行なわれています。た とえば、就業前後のミーテイングを利用して、新入社員がいれば接客応対の練習や、電話による新規の問い合わせの応答などをロールプレイングで行なっています。